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2007年9月

Roger Nichols Digital SPL-IZER

Roger Nichols Digital SPL-IZER発売

ロジャーニコルズから、位相乱れのないFIRフィルターを採用したスプリッター・プラグイン、SPL-IZERが2007年9月に登場。
入力音を任意のポイントで3バンドにスプリットし、3つのアウトに出力。
Roger Nichols Digitalらしい現実的なプラグイン。

国内代理店の紹介では・・・

「入力音を3バンドにスプリットして、3つのアウトに出力。
Low/Midは80〜1,475Hz、Mid/Highは80〜16kHzと、スプリット・ポイントも調整可能。
スプリット・フィルターには、位相乱れのないFIRフィルターを採用。
窓関数をハニング・ウィンドウ、ブラックマン・ウィンドウから選択可能。
各バンドのミュート、ゲインを操作可能。
クラブDJがミックス素材からキックやハイハットだけ抽出してプレイするように、ループ素材から欲しい帯域を抽出したい。
コンプレッサーにはマルチバンド仕様のものがあるけど、マルチバンド・ディレイやマルチバンド・ディストーションなんて、見つからない。ボーカルの高域だけにディレイをかけたり、エレピの低域だけにオーバー・ドライブをかけたい時があるのだが...
SPL-IZERは、全リミックス・アーティスト、エンジニア待望の、本格的なスプリッター・プラグインです。」

・・・だそうです。

Splizer


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若かりし頃の Jim Hall

若かりし頃の Jim Hall

Jim Hall の素敵な動画を見つけた。

40年以上も前の演奏でありながら、未だに輝き続ける Jazz Guitar の至宝。
若かりし頃の Jim Hall が弾き出す正当的 Jazz Guitar の貴重な映像だ。
Sonny Rollins のバンドでの燻し銀のプレイ。

もちろん Sonny Rollins の潔さにも身震いするような感動を覚える。
1962年、歴史的名盤「The Bridge」によって、ロリンズは見事に復活した。
コルトレーンの呪縛から逃れる為に、どん底のロリンズが掴み取ったものは、心の底から溢れ出る「歌」だった。

Bridge

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旧レビュー転載 Jeff Berlin [ In Harmony's Way ]

時にはマニアックな音楽でも

<旧Webサイトに掲載していたCDレビューからの転載です>

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[In Harmony's Way] / Jeff Berlin
2002/9/18, J Jazz

In Harmony's Way


「IN HARMONY'S WAY」は実はとても良いアルバムである。
(もともとは、癌にかかっている彼の息子の治療費に充てる為に彼のWebサイトでオンライン販売のみでリリースされたアルバム。その後流通もされたが、現時点では日本発売されていない。)
エレクトリック・ベーシストによるコンテンポラリーなジャズ・フュージョン・アルバムとして出色の出来だ。


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Joe Zawinul 逝く

Joe Zawuinul 逝く

また巨星が落ちた。
2007年9月11日、Joe Zawinul が逝ったのである。

もちろん語るべき事は沢山あるような気がするが、とりあえず過去に書いたレビューを若干修正して以下に転載しておこう。

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[World Tour] / The Zawinul Syndicate
1998/4/28, Victor Entertainment

World Tour


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旧レビュー転載 Jeff Beck [ JEFF ]

だってベックだぜ
<旧 Web Site に掲載していたCDレビューからの転載です>


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[Jeff] / Jeff Beck
2003/8/6 Sony Music Entertainment Inc.

JEFF


今更だが、ロックの3大ギタリストと言うと、それはエリック・クラプトンとジミーペイジとベックを指した時代がある。

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旧レビュー転載 Kazumi Watanabe [ Mo' Bop ]

しなやかなギタートリオ

<旧Webサイトに掲載していたCDレビューからの転載です>

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[Mo' Bop] / Kazumi Watanabe
2003/8/10 Ewe Records.

Mo' Bop


久しぶりに香津美の新譜を購入したら、これが意外と良かった。
New Electoric Trioと称してリチャード・ボナとオラシオ・エルナンデスを擁した話題の「Mo'Bop」である。


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旧レビュー転載 Diana Krall [ Look Of Love ]

たまにはジャジイな女性ボーカルでもいかが?

<旧Webサイトに掲載していたCDレビューからの転載です>

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[Look Of Love] / Diana Krall
2001/9/18, Verve

Look Of Love


プロデュースがトニー・リピューマ、録音がアル・シュミット、オーケストラ・アレンジがクラウス・オガーマンと揃えば、誰しもが想像できる、あの世界です。

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旧レビュー転載 Allan Holdsworth [ Then ! ]

めくるめく変態ワールドの快感

<旧Webサイトに掲載していたCDレビューからの転載です>

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[Then !] / Allan Holdsworth Group

2003/12/25, Alternity Records, Inc.


Then !


Allan Holdsworthの15年前の日本でのライブが発売された。

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旧レビュー転載 Herbie Hancock [ Future 2 Future Live ]

恐るべし!ハンコックの予言

<旧Webサイトに掲載していたCDレビューからの転載です>

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[Future 2 Future Live] / Herbie Hancock
2003/8/20 Videoarts Music

Future 2 Future Live


なんじゃこりゃあ!

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旧レビュー転載 Pat Metheny Group [ Speaking Of Now Live ]

メセニー・グループについての私的考察

<旧Webサイトに掲載していたCDレビューからの転載です>

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[Speaking Of Now Live] / Pat Metheny Group
2003/5/28, Videoarts Music Inc.

Pat Metheny - acoustic & electric guitars, synthesizer
Antonio Sanchez - drums
Richard Bona - vocals, acoustic guitar, fretless bass, percussion
Lyle Mays - piano, keyboards
Steve Rodby - cello, acoustic bass
Cuong Vu - vocals, trumpet

Speaking Of Now Live


あああ、おどろいた。
あたしゃ、びっくらこいた。久しぶりにびっくりした。

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旧レビュー転載 Terri Lyne Carrington [ Jazz Is A Spirit ]

女性ドラマーを侮るな
<旧 Web Site に掲載していたCDレビューからの転載です>

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[Jazz Is A Spirit] / Terri Lyne Carrington
2002/4/25, Act
with HERBIE HANCOCK, GARY THOMAS, BOB HURST, PAUL BOLLENBACK, WALLACE RONEY

Jazz Is A Spirit

女性トニー・ウイリアムスと言われるTLCの、本格的ジャズ・アルバムである。
このアルバム以前の2作品が、どちらかというと(ボーカリストとしての才能を含め)彼女の幅広い音楽性をフュージョン・ライクにアピールしていたのに比べ、今作は明確にジャズに対峙している内容だ。
ピアノにはハービー・ハンコック、ギターにはケビン・ユーバンクス等の実力派が参加している。
最近のジャズ・アルバムとしては出色の出来であると言えよう。
何よりも、各メンバーのジャズに対する理解の深さと、ジャズの可能性を示す音楽性の高さが如実に伝わってくる。
これは、プロデュースまで手がけたTLCの力量と言っても過言では無いと思われる。
久しぶりに、繰り返し聞いても飽きないジャズが、ここにある。

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