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Roger Nichols Digital SPL-IZER

Roger Nichols Digital SPL-IZER発売

ロジャーニコルズから、位相乱れのないFIRフィルターを採用したスプリッター・プラグイン、SPL-IZERが2007年9月に登場。
入力音を任意のポイントで3バンドにスプリットし、3つのアウトに出力。
Roger Nichols Digitalらしい現実的なプラグイン。

国内代理店の紹介では・・・

「入力音を3バンドにスプリットして、3つのアウトに出力。
Low/Midは80〜1,475Hz、Mid/Highは80〜16kHzと、スプリット・ポイントも調整可能。
スプリット・フィルターには、位相乱れのないFIRフィルターを採用。
窓関数をハニング・ウィンドウ、ブラックマン・ウィンドウから選択可能。
各バンドのミュート、ゲインを操作可能。
クラブDJがミックス素材からキックやハイハットだけ抽出してプレイするように、ループ素材から欲しい帯域を抽出したい。
コンプレッサーにはマルチバンド仕様のものがあるけど、マルチバンド・ディレイやマルチバンド・ディストーションなんて、見つからない。ボーカルの高域だけにディレイをかけたり、エレピの低域だけにオーバー・ドライブをかけたい時があるのだが...
SPL-IZERは、全リミックス・アーティスト、エンジニア待望の、本格的なスプリッター・プラグインです。」

・・・だそうです。

Splizer


確かに下手なマルチ・バンドコンプを購入するより、これなら様々な用途にかなり柔軟に使えそう。
ロジャー・ニコルズって、プラグインとしてはオペレーションが専門的過ぎて、当方のような「なんちゃってエンジニア」には、けっこう敷居が高かった。
でも、これなら目的が単純明快だし、スプリットした後の処理は自分の使い勝手の良い様々なプラグインを使えるから便利。
値段も超手ごろなので、かなり触手が動き出した。いや、ホンと。
問題はCPU負荷だけだが、デモを入れて真面目に調査してみようかと考えている。

ま、いろいろ処理は考えられるけど、メインはマルチバンド・コンプの為のスプリット処理だろうね。
帯域別にゲインも調節できるのだから、単純なEQとしても機能するし。
実際のところ、低域だけにコンプが必要だったり、ステレオイメージの補正が必要だったりすることは多いから。
一応、代理店サイトによる使用例としては、次のような記載がありました。

ドラム・ループのトラックをスプリットする。Mid帯域にコンプレッサーかけてループならではの質感を強調した上で、High帯域にショート・ディレイをかける。キックは他のトラックで好みのキック・サンプルを追加したいので、Low帯域を絞ってカットする。
生ドラムをまとめたバスを、Low/Mid/Highに分けて処理する。マルチバンド・コンプでも、スネアの帯域のピークでハイハットがポンピングするのを避けるといった処理は可能だが、キックはドライにしたまま中域/高域だけにアンビエンスを加えるといった処理は、3本のフェーダーで処理可能なSPL-IZERならではのもの。
ローズ・エレピを再現した音源を使っているが、迫力が物足りない。そんな時は、200Hz以下のLow帯域を入力したフェーダーに微妙なディストーションをかけてみる。高音域の繊細な表現を維持したまま、低音域演奏時の迫力を高めることができる。
ボーカルの高域だけにショート・ディレイをかけることで、ミックスに埋もれない存在感をだす。中低域が濁りを回避した、透明な処理が可能に。


国内の代理店はメディア・インテグレーション。
http://www.minet.jp/rnd/spl-izer/

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