« Roger Nichols Digital SPL-IZER | トップページ | Tokyo Fusion Night Live »

SPL-IZER 試用

SPL-IZER 試用

前回のエントリーに記載した RND社の「SPL-IZER」のデモを落として試用してみた。

以下は作業中のスクリーン・ショット。
ホストDAW は、久しぶりにデジ・パフォを使ってみた。

Splizer_try

この画面では EZ Drummer の出力を「SPL-IZER」で3バンドに分けて、低域は Waves の C1 Comp、中域には IK Multimedia の T-Racks Comp をかけている。
更に低域はドライなままで中域と高域だけを IK Multimedia の CSR にセンドしている。
夫々の帯域のゲインは、トラック・フェーダーでトータル EQ的にコントロールできる。
「SPL-IZER」を使うだけで、こーいうことが簡単にできちゃう。

CPU負荷は、軽くもなく重くもなくという、標準的なところか・・・。
単にトラックを周波数帯域別にスプリットするだけだから、もっと劇的に軽かったら嬉しいと期待したのだが、少し甘かったようだ。

この手の作業は、実はけっこう楽しくて、やり始めるとハマリ込んでしまう。
そして往々にして、そこに落とし穴がある。

当たり前だが、「SPL-IZER」そのものでは音楽的な仕事は何も出来ないわけで、実際にはスプリットされたトラックに対して、どのような効果を得るために何をするかという明確な目的が無くてはならない。
だから、サウンド・メイキングに対するそれなりの知識と、コンプや EQ、リミッター等のけっこうなノウハウを持っていないと、「SPL-IZER」を使う意味は無い。
その意味で、私レベルの「なんちゃってエンジニア」には、逆に敷居の高いプラグインかもしれない。
面白おかしく色々な事が出来てしまう反面、本当に何をやるべきなのかを見失いかねない。

ただ、20,000円以下の価格っていうのは魅力。
そこまで深く使い倒すことはありえないけれど、低域だけに好みのコンプをかましたいって事は多いしね。

それと、当たり前だけど、宣伝文句にあるように「ドラムループからキックだけ抜き出す」なんて事は、ある程度の常識的な音質を維持しようとする限り、現実的には無理です。
まあ、極端に加工されたブレイクビーツとかが売りのジャンルなら別だけど、通常の音楽を志向した場合は飛び道具的な使用方法は期待しないほうが良いと思われ。

もう少し悩む。


« Roger Nichols Digital SPL-IZER | トップページ | Tokyo Fusion Night Live »

Equipments」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/521702/42223959

この記事へのトラックバック一覧です: SPL-IZER 試用:

« Roger Nichols Digital SPL-IZER | トップページ | Tokyo Fusion Night Live »