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JUNO-D Limited Edition

JUNO-D LE 感想

サポート・メンバーも決まり、バンドがライブ活動を開始しそうな雰囲気になったので、ステージやリハで使う為のキーボードを購入。
目的がライブなので、シーケンサーとかの余計な機能は必要とせず、音色のエディットも最低限のパラメータで十分。
あくまでもステージ上での使い勝手の良さと可搬性を重視。
この用途なら、現在のテクノロジー・ベースを考えると廉価なモデルで十分だろうという推測で。

Juno D LE

で、候補となったのは Roland Juno-D、Korg X50YAMAHA S03 又は YAMAHA MM6 あたり。

コンセプトと基本性能はどれも似たり寄ったり。
7~8年前であれば軽く30万円を超える内容でありながら、定価ベースでも10万円近傍。実売価格なら6万円でお釣りがくるという驚愕の値段。
今更ながら、現代の技術革新のスピードには恐れ入る。


で、結局は Roland JUNO-D の特別仕様モデルとして波形メモリを倍増しプリセット・パッチを増やした Roland Juno-D Limited Edition を購入した。
まあ、対抗機種の X50 の波形容量に合わせたっていうことだろうけど、マルチ・サンプルの新たなアコピとかジョン・ロード監修のハモンドとかが追加されたらしい。


で、これが届いて、予想以上に感心した。
まず軽い。
5Kgという重量は片手でも楽々と持ち運びすることができる重さ。
DX7が普通に15kgとかの時代を知っている人間にとってはアンビリーバボーな体験。
そんな軽量ボディでありながら、鍵盤はソコソコのタッチだし、全体的にも華奢な印象は無い。

音を出して驚いた。
こりゃいいわ。
ライブなら必要十分すぎるほどの高品位なサウンドだし、レコーディング用の音源としても使えるクオリティ。
これが10万円を切って入手できるとは、全く幸せな時代だ。
プリセットされている音色も、実戦で使える実用的なパッチばかり。
「こんなこともできまっせ」みたいな、これ見よがしで派手な音色だけど実際は使う機会が無いというデモンストレーション的なパッチは少なく、ほとんどがそのままバンドやレコーディングで使える実用的な音色。
エフェクトも上品にさりげなく機能しており、実戦で演奏するにもいちいちエフェクトを絞ったりしないで済むのも好印象。
こりゃ使える。


当方はギター弾きなので、キーボードはMIDIでコントロールされる音源としての位置づけで所有してきた。だいたい、まともに弾けないし。
それでもご多分にもれず、ヤマハ音楽教室御用達の Gran' Touch は別枠と考えても、YAMAHA-V2 から始まって YAMAHA-DX7II-FD、Roland D50、Korg-M1、YAMAHA-SY77、Korg-Trinity、Korg-MS2000 と、なんとなく王道は歩んできた。
当然ながら現在に至ってはほとんどがコンピュータにインストールされたソフト音源に置き換わり、鍵盤はMIDIコントローラー程度に整理してしまったわけ。
そんな中でひさびさに軽いノリで購入したキーボードが、廉価版の枠をはるかに超えて歴代のキーボードを凌駕する様を目の当たりにし、時代の進化を実感しちゃったわけ。
やっぱ、最新のテクノロジーに対しては常に敏感なアンテナを立てていないと、価値観が腐ってここぞという場面で判断を誤るかもとビビった次第。


で、昨晩、弾き倒して遊んでみて。
確かに、追加されたピアノのパッチは、このクラスとしては信じられないほどの出来。
ペダルを思いっきり踏んでバラードでも弾いたら、涙ちょちょぎれである。
それより自分的には使えるエレピが多いのが嬉しかった。
DXエレピもバリエーションが多く、ダイナミックなタッチレスポンスも往時の記憶以上に効く。
何よりも Rhodesエレピ系パッチのツボを得た仕上がりには感動。
個人的にはアコピよりローズの出来で音源を評価してしまうので、Juno-D LE は確実に合格点。
パッド・サウンドも、JD 譲りの深みを感じる。
こりゃ、使えるぞ。
自宅でのレコーディング用音源としても重宝しそうな雰囲気。

ちょっ得した気分の買い物でした。

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和音が引けるSynthLead(ポリフォニック・シンセっていうんですかね?)はプリセットされてますか?

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