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Fender USA Champion 600 Amplifier

Fender USA Champion 600 Amplifier

後先を考えずにギター・アンプを買う男。
それは私です。

ちっちゃなチューブ・アンプとして爆発的なヒットになっている Fender USA の Champion 600 を購入した。
プリ管は定番の 12AX7 が1本、パワー管は 6V6が 1本、所謂シングルエンド、クラスAの真空管アンプ。出力は 5W。
小さいながらも Fender USA の Vintage Modified シリーズの代表機種。
ま、5W とは言え、真空管アンプのパワーを考えたら、自宅練習には十分すぎる音量を出せる。
外部スピーカー・アウトも装備されているので、合理性を考えなければ、大口径のスピーカーを使って更なる音圧を稼ぐこともできる。

Fender USA Champion 600


ただ、今回の目的は純粋に自宅練習用なので、逆に「いかにギター・アンプらしい音色で小音量を出せるか」という観点。
しかも、深夜でも家人に文句を言われない音量を、ボリュームの位置に細かな神経を使わずに出したいというニーズ。
最近は 5W クラスの真空管アンプも各社から発売され、だいぶ充実してきた感はあるが、その中でも、やはりこの Champion 600 の評判がダントツの人気。


Fender Official Japan の謳い文句は次の通り。

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1949年にスチューデント・モデルとしてデビューした CHAMPION 600 は、そのキュートなルックスと低出力ながら独特のトーン溢れるサウンド、そしてレコーディング時の扱いやすさで多くのプロ・ミュージシャン達に愛されてきました。
今回“ヴィンテージ・モディファイ・シリーズ”としてリリースされたこのアンプは、当時のルックスはそのままに、新たにオリジナルモデルを越えるハイゲイン・インプットと外部スピーカーに対応するアウト・ジャックを追加しての登場です。
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定価でも33,600円というお手頃価格。
ちょっとしたブティック・メーカーの高級エフェクタを買うのと同じくらいの金額。
販売戦略としては絶妙な価格設定だ。


で、後先を考えずに買いました。


見た目は、けっこう、お洒落。
ビンテージなルックスだけど、不思議とモダンなインテリアにもマッチする。
コントロールはアンプ背面にボリュームが 1つだけ。
イコライザーもリバーブも付いていない。
このシンプルさが潔くてグっとくる。
大きさも手頃で、どこに置いても邪魔になることがない。
控え目で周りを立てるが、静かに主張するタイプ。
なかなか可愛い奴だ。

Fender USA Champion 600 Back


肝心の音は、予想外にマイルドなトーン。
Fender 伝統の煌びやかさよりは、艶やかで落ち着いた音色だ。
6V6 真空管の特性かもしれないが、確かにこのサイズで高域が出すぎてしまうと扱いにくいことは確か。
その点、Champion 600 のトーンは、実にツボに入って使いやすい。
自分の立場を分かっている心憎い奴だ。


とにかく、クリーン・トーンに色気がある。
カリフォルニアの青い空というより、ヨーロッパ的な適度な潤いを感じるサウンドだ。
しかも、ギター本来の音色を妙に色づけしない素直さも感じる。
落ち着いた大人の魅力すらある。


それでもボリュームを上げていけば、クランチ程度には歪ませることはできる。
そもそも、1949年のリリース以降レコーディングの現場で重宝されたのは、小音量でも歪みを得やすいから。
それを考慮してか、今回のモディファイでは、ハイゲイン・インプットも装備されている。
しかしながら今回の私のニーズには、その方向性は無い。
たぶんボリュームを 5 以上に上げることは無いだろう。
だから、歪が欲しければ、エフェクターで作る。

オーバードライブ・ペダルとのマッチングでは、高域が強調される傾向。
これは、スピーカーの特性。
6インチという小口径スピーカーなので、小音量で歪ませた場合にミッドローが弱くなるのは当たり前。
これも予め想定した許容範囲。
アンプ側の音量を少し上げてやれば、サウンドにボトムが加わるのでそれなりに修正されるが、基本はエフェクタの EQ で調整すべき。


結論として自宅練習用としては完璧なギター・アンプである。
ちょっとした余興で、箱モノ・ギターを使って JAZZ っぽくソロギターを弾いたりする時も便利そう。
見た目の上品さも嬉しい。
1台目のギター・アンプとしては成り立たないが、酸いも甘いも噛み分け、世間の微妙な事情や男女の機微も知り尽くし、大人の関係を理解できる人には最適なパートナーに成り得る。
50歳を超えないと分からない恋もあるのさ。


で、最近の私の部屋の練習スペースが、こんな感じ。
気が付けば、フェンダーばっか。
何事も形から入る私としても、とりあえず練習に打ち込める環境はできたかもしれない。

My Amp Spase

もう、当分はギター・アンプは買わないと思います。
たぶん。


デラリバは欲しいけれど・・・・。


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コメント

Makiさん、ご無沙汰しています。UPRISE CONCERT では、ご協力有り難うございました。
先日の飲み会は、抜けられない先約があり、参加できなくて申し訳ありませんでした。
数日前に小円遊氏とゴルフに行き、飲み会で盛り上がった様子を聞きました。
小円遊氏も、後半の記憶が定かではないようでしたが・・。
次回は、是非、ご一緒させて下さい。
又、SFBさん、Ssanaiさん達とライブハウス出演する企画、楽しみにしています。
このご縁を生かして、今後とも色々な活動をご一緒できればと願っています。
それこそが UPRISE CONCERT の意義だと考えていますので。

ここのところ、後先考えずにアンプを入手していましたが、おかげでギターを弾く事が楽しくて曲を書くヒマがありません。
そろそろ新曲を提出しないとヒンシュクを買うので、しばらくは少しおとなしくしようと思っています。

それでは。
皆さんに、宜しくお伝え下さい。


山さん。お久しぶりですSFBのマキです。UpRiseではお世話になりました。こちらのブログを楽しみに拝見していますが、アンプのたて続け3台購入にはいささか黙っておれず一言・・「眠っている小父さんをおこさないでくださいcoldsweats01」 五十路も真っ只中の私には刺激が強過ぎて買っちゃいそうです。所持しているアンプは①も出せないしヘッドホンじゃつまらないしで、動揺しきりであります。 先日の飲み会では小円遊さん、Ssanaiの尾崎さん佐藤さんと盛り上がって飲み続け終電に乗り遅れました。乗継方も覚束ない輩の自業自得の結果で迎えのヨメに高額料金を支払いました。スンマセン、つまらん話で。いずれ皆さんと飲みましょう。

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