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最近、癒してくれた女性達

ちょっと肩の力を抜いた徒然でも。


時々、無性に女性ボーカルで癒されたくなる。
そういう時期が定期的に巡って来る。

ところが、私の場合けっこう女性ボーカルのストライク・ゾーンが狭く、何枚もCDを買ってもなかなかツボに入らない事が多い。
音楽性、楽曲、アレンジ、声質、容姿、ほのかに伝わる夢とか愛情とか。
そういう混沌としたファクターが醸し出す雰囲気が、自分の肌に合うかどうか。
これ、出会い的にはちょっと恋愛に似ているかも。
ここのところ、ちょっと精神的に疲れ気味でもあって、気になっていた女性ボーカルを何枚か入手してみた。

Corinne Bailey Rae


気分的には Diana Krall とかは違うもんなあ。


例えば、Eliane Elias の2006年リリースの都会的洗練「Around The City」とか「Dreamer」とか。

Around City

Dreamer


やっぱりちょっと声が重いか。


キュートな歌声が魅力の正統的ジャズシンガー Emilie-Claire Barlow の2005年のリリース「Like A Lover」。
軽めのボサが気分だけど、染み入る前に流れてしまう。

Like A Lover



もちろん私が自前で購入したCDなので、どれも良盤。確かに素敵な音楽で普通に聞ける。
だけどねえ、この時期、私が女性ボーカルに求める個人的思い入れ的には、ちょっとしっくりこない。

だいたい、一世を風靡した2002年の Norah Jones ですら、世間的に話題になる前に触手が動いたが、結局は微妙なカントリーフレイバーに冷めた。


で、今回の当たりは Corinne Bailey Rae の2006年のデビュー作。
久々に、例えば Rickie Lee Jones の「Pirates」で感じたような清々しく新鮮な才能を感じた。
英国的な湿度が心地よい。
自由奔放でいてキュート。
声質もかなり好み。

Corinne Bailey Rae





それと、ちょっと趣が異なるけど、Nina Vidal の2008年のデビュー盤。
これ、見事に沁みた。
声質的には Tack & Patti の Patti Cathcart をイメージさせて個人的にギリギリのところだけど、アルバム全体を通して感じることができる「しなやかさ」は出色。
Sade に通じる雰囲気もあるけど、Sade のようなストイックさや音楽的未熟さは全く感じられない。
あくまでも、しなやかに自然体で主張する音楽が心地よいのだ。
Joni Mitchell の「River」なんかを雰囲気たっぷりに聞かせてくれるけど、何と言っても Everything But The Girl の「Driving」のカバーには恐れ入った。
以前のエントリーにも書いたが、この「Driving」が入ったEBTGのアルバム「The Language Of Life」は珠玉の名作。

Nina Vidal



では、この2人の女性の動画です。
Corinne Bailey Rae は、大御所 Herbie Hancock が Joni Mitchell にトリュビュートした2007年のアルバム「River: The Joni Letters」のプロモーション映像で、ロンドンの Abbey Road Studio でのスタジオ・ライブ。(ちなみに、このアルバムは2008年のグラミー賞で Album Of The Year を獲得している良盤。)
ピアノはもちろんハンコックだが、盟友 Wayne Shorter のソプラノ・サックスが素晴らしい空間を演出している。
ドラムは Vinnie Colaiuta。
そしてベースは今になっても話題沸騰の Tal Wilkenfeld (過去のエントリーを参照)だ。(アルバムでは Dave Holland がアコベを弾いている。)
ハンコックとショーターという伝説的な巨匠達と対峙し、この手の曲の深みを浮き上がらせるには、20歳そこそこの小娘では明らかに経験不足であることは否めないが、まあ無難にこなしている。
曲は、アルバムのタイトル・チューンにもなっている Joni Mitchell の「River」。
このビデオ、かなり良い。



Nina Vidal のほうは、自身のミュージック・クリップで「Moving Along」。
アルバムではファースト・トラック。
トランペットは Jean Caze、アコベは Lonnie Plaxico だってさ。





で、おまけとして、1曲だけだったけど2004年に琴線に触れた Katie Melua の「The Closest Thing To Crazy」のプロモーション・ビデオも貼っておきます。
これはもう、キャッチフレーズ通りの天使の歌声と、完全に好みの容姿です。



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