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Greg Howe の動画

最近の Greg Howe は好きかもしれない。


所謂テクニカル系のギタリストの中では、大上段に構えた個性が無く、そこそこ小粒。
メジャーなヒット作も無く、人脈的にもあまり恵まれずセッションでカバーしてきたフィールドも狭い。
しなしながら Greg Howe の場合、逆にそんな不遇な部分に好感を持てる。

Greg Howe


Allan Holdsworth 等と違って、マテリアルがグルービーで分かりやすいのも良い。
ファンキーなリズム・フィーリングは天性だろう。
ご多分に漏れず亜流のネオ・クラシカルとかを演っちゃったり、下世話な打ち込みで経験不足を露呈してしまったりと不幸な過去も持つ。
しかし2000年くらいからはけっこう背伸びして Jazz / Fusion 系に踏み込んだ感もあり、その一生懸命さも好印象。

しかしあれほどの技巧を持ちながら、まだまだマイナーなギタリストであることは、このカテゴリーの宿命かもしれない。
そこで、彼の魅力の一端を動画で紹介してみる。

櫻井哲夫が2001年にリリースした「Gentle Hearts」というアルバムがある。
Dennis Chambers と Greg Howe を従えた、メンツどおりの超絶フュージョン作品で、当時の「Tribal Tech」とか「Vital Tech Tones」のコンセプトを意識させた。

そのメンバーによる2004年のライブ映像を3件貼っておく。
六本木「スイートベイジル STB139」と横浜の「モーション・ブルー・ヨコハマ」でのライブ。
この動画、そこそこ凄い。
Allan Hordsworth の曲とかも演っているが、全編どこを切っても弾きまくり叩きまくり。
この慌ただしさは実は櫻井哲夫の個性なのだが、ここまで全力疾走されると疲れるより前に爽快。


とりあえずこの動画だけでも Greg Howe が、すっごく上手いギタリストであることは証明できるはず。
最近は、自分的にも、こんな方向性を狙いたいのだが。
まあ、練習嫌いには永遠に無理な世界か。


先ずは Greg Howe のオリジナルで「Extraction」。
ちなみに、キーボードは小野塚晃だ。
続いて Allan Holdsworth のナンバーで「Proto Cosmos」。
ホールズワースの世界観とは全く異質だが、Greg Howe のカチっとしたギターが聞きやすい事も事実。
やはりデニチェンのドラムの安定感は素晴らしい。

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そして、櫻井哲夫のスラップが炸裂する「Brain Storm」。
2001年にリリースされたオリジナルの CD にも収録されているベース弾きまくりの曲だ。
櫻井って、30年前から変わらないスタンスで、ここまで熟練してしまったんだなあ。
このスラップを善しとするかは意見が分かれる部分だとは思うが、オリジナリティの観点からは評価できるはず。

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