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TAKAMINE DMP111 N /NS

最近は真面目にギターを練習してます。
メトロノームを使って、地味なスケール練習とかしてます。


余談ですが、先日ホルター心電図という24時間監視の心電図を取ったところ、1日の鼓動約12万回の中でおよそ1万回程度の不整脈が認められました。
もちろん動悸とかの自覚症状があったので総合病院に行ったのですが、1/12の割合で不整脈というのは「なかなかのもの(医者談)」だそうです。
昔からリズム感が悪かった原因は、この不整脈かもしれません。
16ビートであれば、1小節もたないわけです。
申し訳ありません、リズムの悪さは心臓のせいだから責めないで下さい。

TAKAMINE DMP111N/NS

ところで、すっごく久しぶりにアコギ買いました。
Al DiMeola を中心とした Super Guitar Trio が Acousutic Guitar で超絶早弾きバトルを繰り広げて世界的なブームになった時期に、慌てて Ovation を買った以来だと思います。
当時は「かかってこいや、ディメオラ!」という意気込みでしたが、結局、敵はかかってきませんでした。
今回は気軽な家練用のアコギが欲しかった事もありますが、最近は右手のフィンガー・ピッキングを鍛えたいという潜在的なニーズがあったわけで。
今年はちょっとだけ「右手」に拘ってみようかと。
加えて、例えば演奏が雑にならないように1音1音を意識的に弾くこととか、エレキだけだとどうしても弱くなりがちな左手の筋力を強化してテンションを混ぜてもクリアなハーモニーを弾きたいとか、自分的にいくつかの課題がありまして。
今年も4月に入ったことだし、新しい年度の始まり的に「今期の教材」という意味合いが大義名分。

国産の老舗メーカー「TAKAMINE」の DMPプリアンプを搭載した100シリーズの中から、ナイロン弦の所謂「エレガット」をチョイス。
前述の目的を考えた場合、先ずはナイロン弦かと。
100シリーズはボディ・サイズが小ぶりで、取り回しが楽で使いやすいギターです。
現行ラインの価格では135,000円。
まあ、タカミネで10万円以上であればソコソコに使えるギターになっています。
Bruce Springsteen とか長渕剛氏は置いといても、Eagles の「Hotel California」とか Earl Klugh とか、最近では押尾コータロー氏とかで一応は世界的な実績もあるメーカーですし。
実は再度オベーションを買おうかと考えていたのですが、タカミネの「CT4-DX」というプリアンプが良さげだったので方向転換。
それに、この価格帯で表裏きちんと単板を使っているのが好印象でもありました。
仕様としては次の通りです。


MODEL:DMP111N/NS
TOP:SOLID CEDAR
BACK:SOLID ROSEWOOD
SIDES:ROSEWOOD
NECK:MAHOGANY
FINGER BOARD:ROSEWOOD
SCALE:650mm
NUT WIDTH:47mm
PRE-AMP:CT4-DX(DMP)
FINISH COLOR:NS


あ、そこの貴方、ナット幅 47mm、14フレット・ジョイントという「なんちゃってガット」じゃないか、と馬鹿にしてはいけません。
この仕様こそが当方のような中途半端なギタリストにとって最適かつ必須の柔軟さを与えてくれるのです。
臨機応変、良い言葉です。
もちろんちょっとしたクラシックの小曲を弾いてイメージ・ギャップ的好印象をゲットすることもできますし、4ビートのコンピングでジャジーな大人の色気をアピールすることもできます。
当然ながら、オシャレなスムース・ジャズでクールなメロディラインを弾いて、知的なダンディズムを漂わせることもできます。
ね、けっこう使えるでしょ。
これを軟弱と受け取らないで、TPO を正しく使い分けられると言うべきです。
それに、ちゃんとナット幅 52mm、12フレット・ジョイント のクラシック・ギターだって持ってるもん(実家に)。
フュージョン全盛期に一世を風靡した Gibson の Chet Atkins Model だって持ってたもん(とっくに売り払ったけど)。


ナット幅 47mmというのは、エレキやフォークの42mmとクラシックの 52mmの中間で、フラット・ピックを使った単音弾きからクラシカルなフィンガー奏法までそれなりに対応できます。
14フレット・ジョイントも単純に便利です。
クラッシック・ギターは12フレット・ジョイントで鳴るように設計されているんです!と頑固に主張する人を否定はしません。
でも、このギターは、正統的なクラシック・ギターじゃないから。
それが何か?


細いけれど適度な厚みのあるネックは流石に良くできているという印象で、握った時のフィット感は手に自然になじむ感触。
生音の印象は「かわいい音」。
コロコロとした軽めな音ながら、十分な甘さもあります。
シダー・トップの特徴が良く出ている感じの音です。
バックがソリッド・ローズウッドなので、弾きこめばクリアな倍音も出てくると思います。
たぶん右手の爪を伸ばして弾くとクリアさとマイルドさのバランスが丁度良いのだと思います。
当方の日常生活的に爪は伸ばせないので、生音的には若干丸すぎるかな、という印象です。
ボディ・サイズが小ぶりなので当然ながら生の音量はありません。
静かにつまびく程度であれば、夜中でも周囲に気兼ねはいらないかもしれません。


プリアンプを通した音は、けっこう好みでした。
思ったよりミッドが膨らんだサウンドになるのですが、本体の EQ で大胆に LOW をカットして、気持ち Hi を上げ、アンプ側で上品なコーラスとリッチなリバーブをかけ、リミッターでまとめちゃえば、けっこう夢心地のサウンドになります。
てか、設定次第でだいたいそうできるんだけど。

TAKAMINE CD4DX Preamp



いずれにしても、概ね「良いギター」だと思います。
前述したように自分的には久々の Acoustic Guitar なので、弾いていて実際にボディが振動して音が出ている事を感じられるのが新鮮でした。
ただ、アコギを買う時にいつも思うのですが、木材に10万円以上の金を出すっていうのに微妙な抵抗感はあります。
まあ、実態のないソフトウエアに大枚はたくのとどっちもどっちですが。


Acoustic Guitar をどう弾くか?
現在のギタリスト達にとって、これは深遠な問題だと思われます。
ここ10年でアコギの世界も大きく変わりました。
アコギ1本で、けっこういろんな世界が作れちゃうってことになってます。

例えば、これらの演奏をどう捉えるかで、アコースティック・ギターに対する立ち位置が変わってきますし。
Erik Mongrain を一躍有名にした「Airtap!」。
そして YouTube で圧倒的な評価を得た Andy Mckee の「Drifting」。


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実はこの手の演奏は例えば Windham Hill Records の Michael Hedges とかけっこう昔から存在しているのですが、2年ほど前あたりは Erik Mongrain の気の弱そうな風貌とグルービーなプレイのギャップが受けまくって、日本のメジャーなテレビ局でも放映されたほどでした。
確かにスラップ・ハーモニクスの透明な輝きはスチール・ストリングスのアコギならではでしょう。
まあ、押尾コータロー氏の影響も大きいのでしょうが、日本でもこういうプレイス・タイルがポピュラーになったと言うのは良いことだと思います。


私的な方向性としては、けっこうオーソドックスな Smooth Jazz 的なアプローチか、粋な女性ボーカルとのデュオなんていうのが良いかもしれません。
そんな訳で、Lee Ritenour の「Etude」と、和製 Tuck & Patti とか言われる Fried Pride の「Close To You」です。
相変わらず横田明紀男氏は、上手いなあ。

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